アロマテラピーボランティアサークル animo(アニモ)について

アロマテラピーで「happy」をお届けしたい…

「アロマ」という言葉はここ数年、本来のエッセンシャルオイルを用いた芳香やトリートメント以外にも、洗濯洗剤、柔軟剤、芳香剤、食器用洗剤、お掃除洗剤などありとあらゆるものに使われるようになってきました。


「アロマ」とはフランス語で「芳香」。

「テラピー」は「療法」。


「アロマテラピー」とはフランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセによって作られた造語です。


「アロマテラピー」では、化学的に作られた香りではなく、自然の植物から得られる香りをそのまま用います。


人類は洋の東西を問わず、植物の芳香を祭祀・儀礼・治療・美容に用いてきました。


古代エジプトでは、ミイラ作りに防腐効果のある乳香(フランキンセンス)や没薬(ミルラ)などの植物由来の香料が用いたり、キリスト教会では古代から乳香(フランキンセンス)をお香として焚いています。 中国では、漢方薬として様々な植物の効果を古くから用いていて、医療として確立させてきました。 また、日本でも古くから菖蒲湯やユズ湯など季節の香りを楽しむ文化が身近にありました。 ルネ・モーリス・ガットフォセは実験中に手に火傷を負い、とっさに手近にあったラベンダー精油に手を浸したところ傷の治りが目ざましく良かったことから、精油を用いた治療法を研究し始めます。 日本では飲用は禁止されていますが、ルネ・モーリス・ガットフォセの母国フランスでは、精油は薬品として管理され、一般の薬と同様に扱われています。医師が処方箋を書き、患者は薬局に行って薬剤師がブレンドした精油を購入してします。 ブレンドは薬剤師が行い、処方の指示に従って使います。


このように「アロマテラピー」は様々な分野に用いられ、科学的にも活用されています。


また、嗅覚・触覚は、生物が生きるために必要不可欠な生殖、捕食、危険回避などに関わる感覚として、進化の過程の早い段階で発達した感覚です。 身を守るために、嗅覚と触覚を使って敵か仲間か、毒か食べられるものかを判断するためです。 また嗅覚は、鼻の奥から嗅神経を伝って古い脳と呼ばれる大脳辺縁系に直接働きかけるため、人間の持つ五感の中でも脳への伝達スピードが速いとされています。


香りを楽しみながら(嗅覚)、皮膚を刺激する(触覚)、アロマテラピーは、心・体・皮膚の健康維持に役立つ療法です。


人間の身体に様々な角度から働きかけることができるアロマテラピーを用いて、皆様に「happy」を届けていきたい、私たちはその願いを叶えるべく活動をしていきたいと思っています。
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